もしコロナに感染したらどんな制限を受けるの?隔離されて管理される?実際に感染した人に聞いてみた




Pocket

つい先日、お客様がコロナウィルスに感染して自宅療養していたとう連絡がありました。その詳細を聞いて分かった事と、自分を守るために知っておきたいコトを紹介させていただきます。

コロナに感染したら隔離されて管理される?

結論から言うと、感染しただけでは隔離も管理もされません。
むしろコロナに感染した場合に、高熱で体調が悪いのであれば、入院または待機施設に入りたいと考える人は多いのではないでしょうか。マスコミの情報では、急激に悪化して死にいたるケースであったり、自宅療養で家族にまで感染させてしまうケースもあるようです。もし症状的に入院または隔離施設に入れるのであれば、下記の利点が考えられるので、万が一コロナになった時のために検討してみてください。

  • 何かあった場合に、医師または看護師を頼ることができる。
  • 家族にうつす心配がない
  • 食事や日用品の心配がない
  • 定期的に安否を確認してもらえる

実際には、隔離ホテルに入って苦労された人の書き込みを見たこともあるので、下記の状況も考慮してください。

  • 医師や看護師が常駐ではなかった
  • 日用品の支給が不足しいる状況でも、差し入れが禁止で入手できなかった。
  • 自宅で自己隔離であれば許される最低限の自由が認められない。
  • ホテルに閉じ込められるような状況で窮屈な生活だった

いつ感染してもおかしくない?危険な状況です!

コロナウィルスの特徴だと思いますが、感染したとしても気づくことができずに通勤したり外出したりしているケースが多いと予想されます。もちろん大抵の人は感染対策に気をつかっていると思いますが、知人が感染した際の保健所の対応を聞いて本当に危険な状況だと感じました。理由は次のとおりです。

  1. 無症状で感染に気付いていない
    このケースでは普段とかわらず活動をするので、職場や外出先ではマスクや消毒に気をつかったとしても、食事や家族との時間はどうしても感染リスクの高い濃厚接触となる可能性が高い。
  2. 感染が疑われる場合でも見落とされる可能性がある 
    ケース1
    知人がコロナ感染者と濃厚接触をした事を保健所に相談した際に、発熱や咳の症状が無いことから様子を見るように指示を受けたそうです。症状は無いにしても経験したことがない程の虚脱感があり、他の濃厚接触者からもPCR検査陽性が出ていたので その旨を説明し、PCR検査を受けたい旨を保健所に強く要望したが、様子を見るように指示されたということです。この時に保健所からは、自宅待機や行動自粛などの制限は指示される事もなく、自己判断でと言われたそうです。
    ケース2
    また、別の知人は発熱が1週間ほど続いて、その間に熱が上がったり下がったりを繰り返し、ピーク時には39度前後発熱していたが、医者からはPCR検査の指示はされず、自宅療養で様子を見るように指示されたそうです。39度まで発熱した時はかなり苦しく恐怖を感じたが、医者からはコロナの症状だとしても重症にあたらないので自宅療養になるとの説明をされたそうです。
  3. 感染が判明しても隔離されたり情報提供など管理されることがない
    知人がコロナに感染して回復するまでの期間に、最も驚き恐ろしく感じたことが、保健所の対応だったそうです。その内容をまとめてみました。
  • 濃厚接触があったがPCR検査の指示はされなかった。
  • 濃厚接触からコロナに感染して回復するまで、行動経路や濃厚接触者を確認されることが無かった。
  • 感染者を積極的に施設隔離することは無く、希望しても断られてしまう。
  • 保健所からは一日一回の電話連絡のみ。
  • 自宅で自主隔離療養の場合に、必要な衣料品等の支給がない
  • 感染して保健所に報告した後も、しようと思えば外出はできた。

本当に恐ろしい状況です!

ニュースなどで感染者数の発表がありますが、知人の話を聞く限りでは、実際はそれ以上に感染者がいてもおかしくはない状況だと思います。重症化や後遺症の話も怖いですが、もし自分に近しい人に感染させてしまうリスクまで考えると、コロナには本当に感染したくないと思います。そうならないためにも、いつ濃厚接触をしていてもおかしくないし、いつ感染してもおかしくない状況であることを再認識して自己防衛していただければと思います。

しつこいようですが、コロナに感染している人が街に外出していてもおかしくありません。視界に確認できる人の中に感染者がいると想定して対策をするべきです。

コロナ感染者が外出してしまうパターンをまとめてみました。

  • コロナに感染したとしても無症状で、気付けずに日常と変わらず生活をしている場合。
  • 感染が判明して気を遣って自主隔離している人でも、必要に迫られて外出せざるを得ない場合。
  • 感染判明から回復後の自主隔離すべき期間であっても、他に優先すべき活動があり外出する場合。(仕事、手続、買物、遊び、など)
  • 自主隔離疲れで、利己的な理由により活動する場合。
  • そもそも気にしていない場合

まとめ

保健所の対応を聞くと不安になりますが、保健所の対応に問題がある訳でもありません。原因はコロナが広まり過ぎていて、情報が不足するなか正解のない問題に対応することになっているからです。人手が不足するなか、手を尽くして対応してくれている保健所に感謝する気持ちは忘れないようにしたいです。

最後に、コロナに感染または感染が疑われる場合の注意点です。感染に関して相談をする相手は慎重に判断してください。また、信用できる相手であっても、必要がなければ感染の話を避けるほうが良いと思います。その理由は、自粛警察や過剰反応などのコロナ差別も恐ろしい問題だからです。

これはコロナに感染して回復した後でも言えることです。もし回復した後に、自分が感染源ではない状況で感染者が出た場合に、いわれのない嫌がらせを受けるケースも有り得るからです。また知人が感染した話も同様に他言すべきではありません。まわりまわって、コロナ差別の標的になる恐れがあるからです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です