歯列矯正やインプラントは医療費控除の対象?いくら戻る?判断基準と注意点をやさしく解説

歯列矯正やインプラントは高額になりやすい治療です。
「医療費控除の対象になる?」
「いくら戻る?」
「分割払いでも大丈夫?」
こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、治療目的であれば医療費控除の対象になります。
この記事では、
✔ 歯列矯正・インプラントは対象になるのか
✔ いくら戻るのか計算方法
✔ 分割払い・カード払いの扱い
✔ 高額治療や海外治療の注意点
をやさしく解説します。
★医療費控除についてのやさしい説明はこちらの記事を参照★
~医療費控除はいくら戻る?対象・計算方法・セルフメディケーションとの違いをやさしく解説~
歯列矯正やインプラントは医療費控除の対象になる?
判断基準は、
👉 医学的な必要性があるかどうか
です。
対象になるケース
- 虫歯・歯周病の治療
- かみ合わせ改善のための歯列矯正
- 子どもの成長に必要な矯正
- インプラント(機能回復目的)
対象にならないケース
- 見た目を整えるだけの矯正
- 審美目的のセラミック治療
- ホワイトニング
「美容目的のみ」の場合は対象外となります。
歯列矯正はいくら戻る?医療費控除の計算方法
医療費控除は「支払額がそのまま戻る制度」ではありません。
計算式
年間医療費 − 10万円(または所得の5%)= 控除額
控除額 × 税率 = 実際に軽減される税額
例:
矯正費用 80万円
他の医療費 5万円
合計85万円
85万円 − 10万円 = 75万円(控除額)
税率20%の場合
→ 約15万円の税負担軽減
※実際の税率により金額は異なります。
矯正費用の分割払い・カード払いは医療費控除できる?
医療費控除は「支払った年」が基準です。
治療が段階的で、その都度支払う場合
→ 支払った年ごとに計上します。
クレジットカード払い・信販会社の医療ローン
→ 立替払いのため、利用・契約年に全額計上可能
(※利息や手数料は対象外)
契約内容によって扱いが異なるため、確認しておくと安心です。
子どもの歯列矯正は医療費控除の対象?
成長段階でのかみ合わせ改善など、
医学的必要性がある矯正は原則対象になります。
子どもの矯正費用は高額になりやすいため、
医療費控除の効果も大きくなります。
インプラントは医療費控除の対象?
インプラントも、
👉 機能回復目的であれば対象
になります。
高額治療になることが多いため、
控除額も大きくなりやすい点が特徴です。
医療費控除のワンポイントQ&A
あまりに高額な素材の場合は問題になる?
医療費控除の上限は 200万円 です。
どれだけ高額な治療であっても、
控除対象額の上限は200万円までとなります。
また、極端に高額な自由診療の場合、
- 医学的に必要か
- 相場から著しく逸脱していないか
が確認される可能性があります。
通常の治療目的であれば、過度に心配する必要はありません。
海外の医療機関で治療した場合は?
海外の医療機関での治療費も、
👉 治療目的であれば医療費控除の対象になります。
ただし、
- 日本円へ換算
- 医療目的であることの説明資料
- 領収書の保存
が必要です。
観光を兼ねた場合の渡航費は、慎重に判断されます。
医療費控除で税務調査を受ける可能性は?
医療費控除を申告しただけで
税務調査になることは通常ありません。
ただし、
- 控除額が極端に大きい
- 自由診療が高額
- 他の申告内容と整合性が取れない
場合には確認が入る可能性があります。
領収書は7年間保存し、
計算根拠を整理しておきましょう。
正しく申告していれば過度に心配する必要はありません。
歯科矯正とセルフメディケーション税制の違い
歯列矯正やインプラントは医療費控除の対象であり、
セルフメディケーション税制の対象ではありません。
両制度は併用できません。
(医療費控除の基本記事へ内部リンク)
まとめ|歯列矯正やインプラントは医療費控除で税負担が軽減できる
歯科矯正やインプラントは高額ですが、
条件を満たせば医療費控除の対象になります。
✔ 治療目的であること
✔ 支払年を正しく把握すること
✔ 計算方法を理解すること
これらを押さえて、損のない申告を行いましょう。
判断が難しい場合は、税務署や税理士へ相談をおすすめします。
★医療費控除についてのやさしい説明はこちらの記事を参照★
~医療費控除はいくら戻る?対象・計算方法・セルフメディケーションとの違いをやさしく解説~