「扶養内で働くなら年収はいくらまで?」
パートやアルバイトで働くとき、多くの人が気になるポイントです。
よく聞くのは
・103万円の壁
・106万円の壁
・130万円の壁
などですが、実はこれらはすべて意味が違う壁です。
結論から言うと、
扶養内で働く年収は「どの制度の扶養か」で変わります。
この記事では
- 扶養内の年収の目安
- どの壁を意識すればいいのか
- 扶養内で働くときのポイント
を、できるだけやさしく解説します。
扶養内の年収は大きく2種類ある
扶養には大きく分けて2つあります。
①税金の扶養
②社会保険の扶養
この2つはまったく別の制度なので、
年収の基準も違います。
税金の扶養(所得税)
税金の扶養では、
主に配偶者控除や配偶者特別控除が関係します。
2026年改正後は、給与収入の場合
年収123万円
が1つの目安になります。
つまり、給与収入が123万円以下なら
配偶者控除の対象になる可能性があります。
103万円の壁とは?なくなった?123万円への改正と扶養・配偶者控除の関係をやさしく解説
👉 https://tanimoto-fp.com/103man-kabe/
社会保険の扶養
社会保険の場合は、
130万円の壁が重要です。
基本的には
年収130万円未満
であれば、配偶者の社会保険の扶養に入れる可能性があります。
社会保険の扶養に入っていると
- 健康保険
- 年金
を自分で払う必要がないため、
家計への影響は大きいです。
130万円の壁とは?社会保険はいくらから強制加入?をやさしく解説
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実は106万円の壁にも注意
最近はもう1つ
106万円の壁
もよく話題になります。
これは
- 従業員51人以上の会社
- 勤務時間など条件あり
などの場合に、
社会保険に加入する必要があるラインです。
つまり
年収106万円を超えると
会社の社会保険に加入するケースがあります。
106万円の壁とは?対象になる人・ならない人をやさしく解説
👉 https://tanimoto-fp.com/106man-kabe/
扶養内で働く年収の目安
パートで働く場合、
よくある年収の目安は次のとおりです。
年収100万円前後
住民税がかからない目安
年収123万円
所得税の扶養の目安
年収106万円
社会保険加入の可能性
年収130万円
社会保険扶養の上限
このように、扶養には複数のラインがあります。
扶養内で働く人のよくあるパターン
実際の働き方として多いのは次の2つです。
パターン①
年収100万〜120万円程度
税金も社会保険も大きく変わらないため
扶養内パートとして働きやすいライン
パターン②
思い切って扶養を外れる
最近は
「扶養内が一番得とは限らない」
というケースも増えています。
例えば
- 社会保険に加入する
- 将来の年金が増える
- 収入を増やせる
などのメリットもあります。
実は「扶養内が一番得」とは限らない!?扶養から外れたほうが得な人の特徴
👉 https://tanimoto-fp.com/fuyou-hazureta-houga-toku/
ワンポイント
扶養の壁は1つではありません
扶養の話が難しい理由は
壁が1つではないこと
です。
例えば
- 103万円(旧税制)
- 106万円(社会保険)
- 123万円(税制改正後)
- 130万円(社会保険扶養)
など、制度ごとに基準があります。
まずは
税金の話なのか
社会保険の話なのか
を分けて考えると理解しやすくなります。
まとめ
扶養内で働く年収は、
どの制度を基準にするかで変わります。
ポイントをまとめると
・税金の扶養 → 約123万円
・社会保険の扶養 → 約130万円
・会社条件によって106万円の壁あり
扶養の壁は複雑ですが、
基本を知っておくだけで働き方の判断がしやすくなります。



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