確定申告の期限を過ぎてしまい
・確定申告が間に合わなかった
・申告を忘れていた
・青色申告はもう使えない?
と不安になっている人も多いと思います。
結論から言うと
期限後申告でも青色申告は可能です。
ただし
・65万円控除
・55万円控除
などの扱いが変わる可能性があります。
この記事では
・期限後申告でも青色申告は使えるのか
・控除の扱い
・ペナルティ
をわかりやすく解説します。
期限後申告とは
期限後申告とは
確定申告期限を過ぎて提出する申告
のことです。
個人事業主の確定申告期限は
通常3月15日
です。
この期限を過ぎて提出すると
期限後申告になります。
期限後申告でも青色申告は使える?
結論
青色申告自体は利用可能です。
ただし条件があります。
青色申告を使うためには
事前に青色申告承認申請書を提出していること
が必要です。
青色申告の申請方法については
👉 青色申告になるには?承認申請書の提出方法と期限を解説
で手続きの流れを紹介しています。
期限後申告の場合の控除
期限後申告になると
青色申告特別控除の扱いが変わります。
| 申告方法 | 控除 |
|---|---|
| 期限内+e-Tax | 65万円 |
| 期限内申告 | 55万円 |
| 期限後申告 | 10万円 |
つまり
期限後申告の場合
65万円控除は基本的に使えません。
青色申告65万円控除を受けるための条件については
👉 青色申告65万円控除の条件とは?複式簿記・e-Taxの要件を解説
で詳しく説明しています。
期限後申告のペナルティ
期限後申告になると
次の税金が発生する可能性があります。
・無申告加算税
・延滞税
ただし
状況によっては
ペナルティが発生しないケース
もあります。
税理士事務所で働く現役FPからのワンポイント
💡期限後でもまずは冷静に
確定申告の期限に間に合わなかった場合、
「どうしよう…」と不安になる人も多いと思います。
しかし、まずは落ち着いて対応しましょう。
確定申告は
期限後でも手続き自体は可能です。
むしろ大切なのは
気づいた時点で早めに申告すること
です。
Q. 期限に間に合わなかったらどうする?
確定申告の期限に間に合わない場合でも
あきらめずに早めに申告することが大切です。
申告が遅れるほど
延滞税などの負担が増える可能性があります。
Q. 青色申告は無効になる?
期限後申告でも
青色申告自体が無効になるわけではありません。
ただし
青色申告特別控除の金額
が変わる可能性があります。
💡現場で働く者しか知らない実務のポイント
期限後申告でも、状況によっては
ペナルティが発生しないケースもあります。
① 納税額が発生していない場合(赤字など)
事業が赤字などで
納税額が発生していない場合
基本的に
・無申告加算税
・延滞税
などのペナルティは発生しないケースが多いです。
ただし
申告義務自体は残ります。
そのため、期限を過ぎてしまった場合でも
気づいた時点で申告しておくことが大切です。
② 税金が還付される場合
還付申告の場合も
ペナルティが発生しないケースが多いです。
ただし注意点があります。
例えば
・予定納税
・源泉所得税
などが関係している場合
本来の納税額(本税)があると判断されるケース
では、
ペナルティが発生する可能性があります。
また、期限後申告の場合は
・青色申告65万円控除
・55万円控除
など
期限内申告が条件の優遇は受けられません。
よくある失敗として
「65万円控除があるから税金はかからない」
と思って申告を放置してしまい
・青色65万円控除が使えない
・無申告加算税15%
というケースもあります。
これは実務でもよく見かける失敗なので注意しましょう。
💡申告を忘れていた場合は何年前までできる?
過去の申告が漏れていた場合は
次の期限があります。
| 内容 | 期限 |
|---|---|
| 払い過ぎた税金を取り戻す(還付申告) | 5年 |
| 納税が発生する申告 | 7年 |
どちらも
それぞれの申告期限から起算
します。
💡過去の申告を数年忘れていた場合
数年分の申告をしていない場合は
原則として
最大7年分さかのぼって申告
することになります。
ただし実務では
・帳簿の復元が難しい
・資料が残っていない
など
状況によって判断が必要になるケースもあります。
また
・無申告だと思っていたら申告不要だった
・実は申告済だった
というケースも、実務では珍しくありません。
このような場合は
税理士事務所に相談すること
をおすすめします。
確定申告が遅れそうな場合の対策
もし期限に間に合わない可能性がある場合は
・とりあえず申告書を提出
・税理士へ相談
など
早めの対応が重要です。
青色申告を利用するには申請が必要
青色申告を利用するためには
青色申告承認申請書
の提出が必要です。
青色申告の申請期限については
👉 青色申告はいつまでに申請?期限と間に合わない場合を解説
で詳しく解説しています。
青色申告のメリット
青色申告には次のメリットがあります。
・最大65万円控除
・赤字の繰越
・家族給与の経費化
青色申告のメリットや制度の全体像については
👉青色申告のメリット・デメリットをわかりやすく解説
で初心者向けにまとめています。
FPからのアドバイス
確定申告は
期限内申告が非常に重要です。
期限を過ぎてしまうと
・65万円控除
・55万円控除
など
大きな節税メリットを失う可能性があります。
そのため
帳簿作成は早めに準備し
余裕をもって確定申告を進めることをおすすめします。
まとめ
期限後申告でも
青色申告自体は利用可能
です。
ただし
期限後申告の場合
・65万円控除
・55万円控除
は使えない可能性があります。
青色申告のメリットを最大限活かすためには
期限内申告を意識して準備すること
が大切です。
関連記事
青色申告について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 青色申告とは?メリット・デメリットを完全解説



コメント